オートテイオー（1985年生、母オートビーチ）

オートテイオー（1985年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時18歳）と交配したオートビーチが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木農場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、中央障害23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

4月16日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮徹騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（1989年）

1月29日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、出口隆義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月4日、連闘で迎えた7戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスナークヒエンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったロングセフティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月26日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮徹騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた12戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大森勇一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大森勇一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大森勇一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大森勇一騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で梅野信一騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた23戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナチノパーソから約11馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウメイレッドに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は梅野信一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のウオーターパワーに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5歳（1990年）

1月6日、中3週で迎えた27戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた28戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったポットキャップテンから2馬身差の2着となった。

2月17日、中2週で迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は梅野信一騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月6日、約7か月の休み明けで迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた32戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた33戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は梅野信一騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。