タケデンカルダン（1995年生、母タケデンルツク）
Takeden Cardin
1995.04.17
タケデンカルダン（1995年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時12歳）と交配したタケデンルツクが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は橋本 寛敏。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方41戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の十和田湖特別(一般C1)。
経歴
デビュー前
富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1998年）
2月8日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。
3月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
4月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着に入った。
4月18日、中1週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
5月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田村宏之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。
5月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアクターズプライドにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。
6月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
7月12日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
8月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田村宏之騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。
8月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田村宏之騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田村宏之騎手（7戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。
10月3日、中2週で迎えた13戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
11月1日、中3週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田村宏之騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。
4歳（1999年）
1月3日、中6週で迎えた16戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、5歳C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホークショーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
1月15日、中1週で迎えた17戦目は、5歳C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキカイザーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。
4月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月17日、中1週で迎えた19戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた20戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた21戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノボンボンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月4日、中3週で迎えた23戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた24戦目は、FM岩手杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月28日、中3週で迎えた26戦目は、オーガストカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオキノテムジンからハナ差の2着となった。
9月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月24日、連闘で迎えた28戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月6日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。
12月6日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。
12月30日、中1週で迎えた33戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（2000年）
1月9日、中0週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージブラッサムをクビ差制して勝利を手に入れた。
4月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた36戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイクロンアイから半馬身差の2着となった。
5月14日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（2001年）
8月5日、約15か月の休養明けで迎えた39戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月16日、中1週で迎えた42戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月29日、中1週で迎えた43戦目は、北山崎特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた45戦目は、八幡平特別（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（14戦2勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（15戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた47戦目は、八甲田山特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた48戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた49戦目は、かまくら特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（2002年）
1月2日、中0週で迎えた50戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったガッサンドリームから3/4馬身差の2着となった。
1月14日、中1週で迎えた51戦目は、夏油特別（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（19戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
4月27日、約3か月半の休み明けで迎えた52戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（20戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニチジュウモガミに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
5月13日、中1週で迎えた53戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（21戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた54戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（22戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドヒカリに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月10日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（23戦4勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月8日、中3週で迎えた56戦目は、男鹿特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（24戦4勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。