ロックバンドルビー（1998年生、母ファインルビー）

ロックバンドルビー（1998年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時10歳）と交配したファインルビーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地7戦0勝、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月30日、中6週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストコランディアから6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブージェダイに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオレンジジェラートに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月28日、中2週で迎えた11戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドベレーザに3/4馬身の差をつけて優勝

3月28日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプラントムサシを上がり0位の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスリップストリームに4馬身の差をつけて制した。

5月8日、中1週で迎えた15戦目は、村岡町ツツジの里特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモクロスにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中3週で迎えた16戦目は、みついし昆布特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

12月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。