ポットグレイト（1986年生、母マサリオン）
Pot Great
1986.06.14
ポットグレイト（1986年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時13歳）と交配したマサリオンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ポット牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、中央障害6戦0勝、地方38戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の一般C3-2。
経歴
デビュー前
松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
1月29日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
4月30日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったクラセンショウにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
5月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
6月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。
7月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で松永昌博騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。
7月23日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松永昌博騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
8月6日、中1週で迎えた9戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
8月27日、中2週で迎えた10戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。
9月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
10月1日、中2週で迎えた12戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
10月8日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口敏幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
4歳（1990年）
2月3日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、平田秀也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた15戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月7日、中2週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は平田秀也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で平田秀也騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。
6月30日、中9週で迎えた20戦目は、北野天洋騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野天洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月12日、中4週で迎えた22戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野天洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月8日、中3週で迎えた23戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月8日、中3週で迎えた24戦目は、別府真司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月5日、中3週で迎えた25戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイトプリンスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
11月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は別府真司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月28日、中5週で迎えた27戦目は、大内正一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1991年）
1月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は甲田守騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカフォージュに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
1月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユーパネラーに半馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
2月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は別府真司騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトデユークから2馬身半差の2着となった。
2月28日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真司騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月24日、連闘で迎えた33戦目は、スイートピー特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真司騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月20日、中3週で迎えた34戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月30日、中0週で迎えた35戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月3日、中4週で迎えた36戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月30日、中3週で迎えた37戦目は、やまゆり特別（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸梶由則騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月2日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸梶由則騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた41戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸梶由則騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月7日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた42戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で戸梶由則騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月7日、中3週で迎えた43戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸梶由則騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた44戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は甲田守騎手（3戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーティストレディから2馬身差の2着となった。
12月29日、中1週で迎えた46戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマサザンクロスから1馬身差の2着となった。
6歳（1992年）
1月25日、中3週で迎えた47戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は別府真司騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月4日、中0週で迎えた48戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月8日、中4週で迎えた49戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月17日、連闘で迎えた50戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（13戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月6日、中2週で迎えた51戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月13日、連闘で迎えた52戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた53戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（16戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月30日、中3週で迎えた54戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸梶由則騎手（17戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月27日、中3週で迎えた55戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸梶由則騎手（18戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月6日、連闘で迎えた56戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸梶由則騎手（19戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月8日、中4週で迎えた57戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で戸梶由則騎手（20戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。