シャトーパレス（1987年生、母オオトネヒメ）

シャトーパレス（1987年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時13歳）と交配したオオトネヒメが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）日胆渡部牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の一般C2。

経歴

デビュー前

佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は牧之瀬幸夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、石塚信広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月27日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

4歳（1991年）

1月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月1日、中7週で迎えた8戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた9戦目は、一般C6（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクナクルから2馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイウルゲンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミジェストに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大枝幹也騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクインロマンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大枝幹也騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大枝幹也騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカヤマペガサスから1馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大枝幹也騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴットファザーをクビ差制して4勝目を手にした。

10月10日、中0週で迎えた19戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大枝幹也騎手（11戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノソブリンから約14馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中0週で迎えた20戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、瓢湖ハンデキヤップ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（13戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセダンオールに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

12月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は千葉進騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1992年）

1月3日、中3週で迎えた24戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、新春ゴールデンジョッキー第戦（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、一般B3ハ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3ハ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（15戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（16戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。