アドマイヤナイル（2000年生、母スターアドマイヤ）
Admire Nile
2000.05.20
アドマイヤナイル（2000年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ナイル川」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したスターアドマイヤが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2004年の4歳C2。
経歴
デビュー前
1歳のとき、辻牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、近藤利一によって2,047.5万円で落札された。
河野通文厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2003年）
9月13日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。
10月4日、連闘で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
12月8日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォルトンウオリアから1馬身半差の2着となった。
4歳（2004年）
1月11日、中2週で迎えた6戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキガーディアンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイレントボイスからクビ差の2着となった。
4月24日、中2週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノミシルをクビ差制して2勝目を掴み取った。
5月4日、中0週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月13日、中5週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンストレートからクビ差の2着に甘んじた。
7月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月7日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイムオブウインから2馬身半差の2着に敗北した。
9月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（12戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥザドリームから4馬身差の2着に敗北した。
12月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（14戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミストラルシオンから3馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（15戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトレンデラコスタをアタマ差制して優勝
5歳（2005年）
4月4日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（16戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（17戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
6月5日、中4週で迎えた28戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（19戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（20戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（21戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
9月10日、中9週で迎えた31戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（22戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。
10月10日、中3週で迎えた32戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチクシダンディを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。
10月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
11月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた35戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（23戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリアライフに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月5日、中1週で迎えた36戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
6歳（2006年）
1月8日、中2週で迎えた38戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。
3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた39戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（24戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（25戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。
4月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（26戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。