サイレントボイス（1997年生、母プリンセスデージー）
Silent Voice
1997.03.04
サイレントボイス（1997年3月4日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時5歳）と交配したプリンセスデージーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方48戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の胆沢川特別(一般C2)。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。
秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
1月5日、デビュー戦は田村宏之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
10月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。
10月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、ハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
10月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村宏之騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったレモンバームに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
11月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村宏之騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
4歳（2001年）
4月15日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタモノダイヤに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
4月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキクールから3/4馬身差の2着に敗北した。
6月10日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンダンサンゴに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。
6月24日、中1週で迎えた10戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月13日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は富樫英利騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノリボンから2馬身半差の2着となった。
10月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で富樫英利騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケリーライトから3馬身差の2着となった。
10月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で富樫英利騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクセルターボから半馬身差の2着に敗北した。
11月6日、中1週で迎えた17戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドゲインをクビ差制して制した。
11月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、南部片富士湖特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月4日、中0週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、カモシカ賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた20戦目は、胆沢川特別（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイーヴアポロンに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
5歳（2002年）
4月23日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエイアカツキに5馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。
5月5日、中1週で迎えた22戦目は、広瀬川特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月8日、中4週で迎えた23戦目は、三陸リアス特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた25戦目は、鈴木京子様新築記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、中4週で迎えた26戦目は、イセイ興産杯（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた27戦目は、村瀬カップレース～ご成婚記念～（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた28戦目は、T・AYAKO賞（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた29戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンハーバーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
10月15日、中1週で迎えた30戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、飯豊山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のペルターディオスをアタマ差制して7勝目を手に入れた。
11月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月26日、中1週で迎えた33戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、蔵王賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったペルターディオスから4馬身差の2着に敗れた。
6歳（2003年）
4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた35戦目は、五輪夫・貞行 誰か結婚して!記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中2週で迎えた36戦目は、ひろの3歳誕生日記念杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月11日、連闘で迎えた37戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、BSフジ・競馬大王「清水智」ご当選記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムハンターから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月10日、中1週で迎えた39戦目は、安くて!うまい!御食事処 若駒記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた40戦目は、遠藤俊介37歳 澄子と幸せになります記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた41戦目は、赤川特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた42戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月31日、中5週で迎えた43戦目は、ぽかぽかラジオ記念（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた44戦目は、佐藤誠記・赤間律子結婚記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（5戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた45戦目は、都立城南記念（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月13日、中1週で迎えた46戦目は、神崎礼夢満1歳誕生日記念（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた47戦目は、三社親睦会浅草睦新宿支部杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた48戦目は、井上徳康来年もまた来ます杯（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月8日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた49戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 雪/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
12月23日、中1週で迎えた50戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後はナンブレディーと並んで6着同着となった。
12月31日、連闘で迎えた51戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7歳（2004年）
1月12日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた53戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤナイルをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。
4月25日、中2週で迎えた54戦目は、一般C3（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。