アメージングソール（2007年生、母カネツサンライズ）

アメージングソール（2007年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「驚くほどの精神」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時6歳）と交配したカネツサンライズが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アサヒ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

6月23日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホワイトジュエルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのディクタット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、2歳オープンのプリサイスエンド賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた7戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

3歳（2010年）

7月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

8月7日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。

9月29日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2011年）

5月4日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた17戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3五六（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3十三十四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスレイプニルを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田龍哉騎手（13戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3九十ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で沢田龍哉騎手（14戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。