スワンレイク（1988年生、母ミスマリオン）

Swan Lake

1988.02.15

スワンレイク（1988年2月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時11歳）と交配したミスマリオンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の富里特別(500万下 牝)。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月30日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

6月8日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月16日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリハヤブサに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の富里特別（中山芝2000m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は細川英二騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のビーマイレディに1馬身1/4の差をつけて2勝目を奪取した。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4歳（1992年）

4月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は細川英二騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。