メモリーメンヒル（2015年生、母メモリーフェスタ）

経歴

デビュー前

2歳（2017年）

12月25日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持続力でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のファセットカットに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

5月10日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のゴールデンビコーに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のフォーチュネイト白百合特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモジュニアに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

8月13日、中6週で迎えた6戦目は、ペリドット賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモンサンルリアンに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4歳（2019年）

7月8日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

7月30日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、サードニックス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジュールドミュゲをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

9月18日、中4週で迎えた10戦目は、一般B2四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったセイジミニスターに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた12戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた13戦目は、Promise～シナガワにきっと～賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコスモアリオーゾに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2020年）

1月24日、中6週で迎えた14戦目は、カーバンクル賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた15戦目は、如月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のセレノグラフィーに1馬身3/4の差をつけて7勝目を奪取した。

2月28日、中2週で迎えた16戦目は、シンビジューム賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたヴァルラーム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた17戦目は、若葉賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のセレノグラフィーをアタマ差振り切って優勝

6月2日、中7週で迎えた19戦目は、’20メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロイヤルサーティンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中7週で迎えた20戦目は、駒形橋賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたドウカンヤマ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中5週で迎えた21戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた22戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6歳（2021年）

3月26日、約5か月半の休養明けで迎えた23戦目は、スノードロップ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた24戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた25戦目は、日本橋賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月1日、中5週で迎えた26戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。