’20メトロポリタンジューンカップ

レース展開

メモリーメンヒルが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにトミケンキルカスが取り付く

メモリーメンヒルが逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にトミケンキルカスが続く。続いて、ナガタブラックが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ロイヤルサーティンは中団やや前。ミルグラシアスは中団馬群の真ん中あたりを追走。サマーダイアリーは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはタマノシュタルクとフォルベルス。最後尾にエラスムスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’20メトロポリタンジューンC、ロイヤルサーティンが中団前目から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はメモリーメンヒルでリードは1馬身。単独の2番手にトミケンキルカスが続く。そのすぐ後ろ、ナガタブラックが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のメモリーメンヒル。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた1番人気のロイヤルサーティンが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてメモリーメンヒルを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手中に収めた。2着のメモリーメンヒルから2馬身差の3着には、中団前目の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したミルグラシアスが入った。