サマーダイアリー（2014年生、母ミヤビアルカディア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、金石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、池袋レーシングによって324万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月11日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハリアーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から33kg増やして迎えた4戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトーテムラリーに4馬身の差をつけて制した。

10月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’16ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦のおおたか特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ロイヤルラケーテに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2017年）

1月25日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

6月28日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ポートサイド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた10戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーテムラリーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月11日、中6週で迎えた11戦目は、花野賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた12戦目は、茶の湯賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のナイトフィーバーに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月2日、中3週で迎えた13戦目は、にぎわい都市新宿賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた14戦目は、メルセデス・ベンツ盃（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたイノデライト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月26日、中3週で迎えた15戦目は、’17メトロポリタンディセンバーカップ競走（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦2勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた16戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4月20日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で達城龍次騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、’18メトロポリタンメイカップ（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、JAいちかわ賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた20戦目は、パール賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のプリサイスキングを半馬身振り切って5勝目を挙げた。

8月13日、中5週で迎えた21戦目は、流星賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラスパジャサーダスを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた23戦目は、MEGA TREE GARDEN賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、最後はブレーヴマンと並んで4着同着となった。

12月6日、中7週で迎えた24戦目は、ノースウィンド賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5歳（2019年）

4月26日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、春宵賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の閃光スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた27戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、’19メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた29戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた30戦目は、流星賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

12月26日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、KRAトロフィー（大井ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

6歳（2020年）

1月24日、中3週で迎えた32戦目は、カーバンクル賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた33戦目は、シンビジューム賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた34戦目は、若葉賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた35戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

4月28日、中1週で迎えた36戦目は、トーラス賞（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のポッドギルをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月7日、連闘で迎えた37戦目は、閃光スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた38戦目は、’20メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月16日、約4か月半の休養明けで迎えた39戦目は、英姿颯爽賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。