’17メトロポリタンディセンバーカップ競走

レース展開

タイセイラナキラが全馬を牽引、その直後に続くノブワイルド

タイセイラナキラが端を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にノブワイルドが続く。その後ろ、サマーダイアリーが3番手の絶好位につける。続いて、キセキノケイフは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはウインバローラス。その1馬身後ろ、ツルオカボルトは中団やや前。セレッソブランコは中団馬群の真ん中を追走。キタサンウンゲツは中団後方の位置取り。そのあと、コスモグリズリーが9番手。その直後、ラッフォルツァートが10番手。モンラッシェは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。アンクルダイチは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いに専念するのはノッキングオン。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはデブリン。殿にリコーヴィッカースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’17メトロポリタンディセンバーカップ競走、キセキノケイフが天授のレースセンスを駆使した巧妙な内容で勝つ！

先頭はタイセイラナキラでリードは1馬身。2番手にサマーダイアリーとノブワイルドが続く。その後ろ、キセキノケイフが4番手。1馬身離れて、ツルオカボルトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるタイセイラナキラ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた2番人気のキセキノケイフがきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、逃げ粘ったタイセイラナキラが続き、2着と2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走した13番人気のツルオカボルトが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えたリコーヴィッカースが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方4番手にいた12番人気のモンラッシェが食い込んだ。1番人気のキタサンウンゲツは中団後方にいたが失速して14着に敗れた。