マヤノヴァーリアン（1990年生、母スウイフトランナー）

マヤノヴァーリアン（1990年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時17歳）と交配したスウイフトランナーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地14戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

3歳（1993年）

1月31日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったマルカタイセイに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったダンシングサーパスにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ミリオンダイレクトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイイチスターをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

6月13日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1600m 雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着を確保した。

7月11日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のサルビア賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月31日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ユメシバイに交わされて2馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月19日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4歳（1994年）

1月29日、中5週で迎えた14戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたホーリーサンライズ決め手に屈して半馬身差の2着となった。