タヤスホクトセイ（1990年生、母ホワツトスピード）

タヤスホクトセイ（1990年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時12歳）と交配したホワツトスピードが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方40戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に敗れた。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワトーレンスを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のアベリア賞（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（5戦1勝）。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したユーワハッピーを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

11月7日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大西直宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（1994年）

5月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、カートピアジャンボ特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた14戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、国後特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、鷹栖特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったササノコバンから3馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた18戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村上正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、新冠森林公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトタカハナから3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、大倉山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、屈斜路湖特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、糠平湖特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、大樹特別（帯広ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリッシンに半馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5歳（1995年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、峰延特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた25戦目は、桂沢湖特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた26戦目は、鷹栖特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた27戦目は、勇駒別特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデチヨノオーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

6月14日、中1週で迎えた28戦目は、黒岳特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた29戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、ステイヤーズカップ（旭川ダート2100m 雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた30戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のノースランドスノーに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月10日、中1週で迎えた31戦目は、スターライト特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた32戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた33戦目は、十勝特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、雄阿寒岳特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた35戦目は、十勝岳特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（15戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（1996年）

4月24日、約5か月の休み明けで迎えた36戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた37戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた38戦目は、夕張特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（18戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた39戦目は、金杯（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（19戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた40戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（20戦3勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた41戦目は、オベロン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で宮崎光行騎手（21戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた42戦目は、スピカ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮崎光行騎手（22戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた43戦目は、アポイ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で宮崎光行騎手（23戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた44戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、帯広えぞまつ特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた45戦目は、門別トレセン特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた46戦目は、勝毎特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた47戦目は、狩勝特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラチャンピオンから4馬身差の2着となった。

7歳（1997年）

5月27日、約6か月半の休養明けで迎えた48戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、鴨々川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた49戦目は、對馬宏昭騎手を鞍上に迎えて、スターマイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた50戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた51戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。