シャイニングアカリ（2016年生、母スズカララバイ）

シャイニングアカリ（2016年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヴィットリオドーロ（当時7歳）と交配したスズカララバイが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2021年の宮前オープンで2着に入った他、2021年の幸オープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、伊藤享によって172.8万円で落札された。

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2018年）

10月19日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月29日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2019年）

2月1日、中8週で迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパレスギガントに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中3週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞牝牝（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の若葉賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、クインザビクトリーに交わされて2馬身差の2着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のジーナフォンテン・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の杜若賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェットストリームに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったウインプラウドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定オープンの時計修理クイックリニューアルオープン記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカーテンジュエルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、中4週で迎えた12戦目は、秋の空特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

11月20日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月18日、中3週で迎えた15戦目は、チャーチルダウンズ杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山崎誠士騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4歳（2020年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、初夢賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎誠士騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったワグナーコーヴを半馬身捉え切れず2着となった。

1月28日、中3週で迎えた17戦目は、シリウス賞（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山崎誠士騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったサツマキリコにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中5週で迎えた19戦目は、プロキオン特別（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホワイトパスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中3週で迎えた20戦目は、アルタイル特別（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた21戦目は、カペラ特別（川崎ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンサンアルナイルを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中4週で迎えた22戦目は、湘南江の島海の王子杯（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンアイアンを豪脚でハナ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

9月18日、中9週で迎えた23戦目は、かわさきミュートン記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた24戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた25戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、柿生オープン（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた26戦目は、マジェスティックチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコーラルツッキーを半馬身振り切って6勝目をマークした。

5歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた27戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（8戦3勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた28戦目は、早春賞（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は御神本訓史騎手（9戦3勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた30戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

5月1日、連闘で迎えた31戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンの’21ネモフィラ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた32戦目は、中原オープン（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた33戦目は、アクルックス賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のホワイトヘッドを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

8月27日、中6週で迎えた34戦目は、宮前オープン（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、リッカルドに半馬身交わされて2着となった。

9月20日、中2週で迎えた35戦目は、ハレザ池袋賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた36戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

12月14日、中8週で迎えた37戦目は、スパーキングオールスターチャレンジ（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（15戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったノーヴァレンダに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6歳（2022年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（16戦4勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた39戦目は、幸オープン（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（17戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5月17日、中5週で迎えた40戦目は、青葉空特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（18戦4勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

7月7日、中6週で迎えた41戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。