ギンノアメガフル（2019年生、母ショコラーチ）

ギンノアメガフル（2019年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「銀の雨が降る。楽曲の歌詞の一部より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したショコラーチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

6月13日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

3歳（2022年）

1月9日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい15着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた6戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒロシゲジャックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のウィンターアゲインをハナ差振り切って雨中の大激戦を制した。

8月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のダンシングスターに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月13日、中9週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

2022年11月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

1月6日、中7週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

1月30日、中2週で迎えた13戦目は、カピバラ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた14戦目は、ミーアキャット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月7日、中5週で迎えた15戦目は、シナモン賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、みどりの日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、バニラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月2日、中5週で迎えた18戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアンデュレイトを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月23日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた20戦目は、うまかつJC 1St 第7戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ワンダーベールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた21戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、夕凪特選（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアオイトランプを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた23戦目は、はくちょう座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、ペガスス座特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた27戦目は、C2-3組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた29戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた30戦目は、うまかつJC 2nd 第7戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったムーンパスカレッジに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月10日、中1週で迎えた31戦目は、バレンタイン特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた32戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた33戦目は、サンライズ特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた34戦目は、FUJI佐賀競馬写真展記念レース（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加茂飛翔騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。