ワンダーベール（2019年生、母ワンダーベレーザ）

ワンダーベール（2019年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ウェディングベールより」。毛色は鹿毛。種牡馬のワンダーアキュート（当時13歳）と交配したワンダーベレーザが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C2 16。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2022年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月17日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったテイエムウインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたラスターサンライズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたリーヴルネッサンス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、初春賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセリガチに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のヒルインレットをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた17戦目は、うまかつJC 1St 第7戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るギンノアメガフルを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

9月10日、中2週で迎えた18戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（14戦3勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた19戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（15戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したサンサンタイヨウを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下裕貴騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた21戦目は、うまかつJC 2nd 第2戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山下裕貴騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカシノビルボードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、小雪特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下裕貴騎手（18戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた23戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下裕貴騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤哲三さん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山下裕貴騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

5歳（2024年）

1月28日、中4週で迎えた25戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、そして輝く!ミノ連合杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月31日、中8週で迎えた26戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、つくし賞（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた27戦目は、木葉採月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（21戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、早苗月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（22戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。