ローレルハイウェイ（2009年生、母プリッシーブリッチーズ）

ローレルハイウェイ（2009年1月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高速自動車道路」。毛色は栗毛。種牡馬のGiant's Causeway（当時12歳）と交配したプリッシーブリッチーズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず15着に終わった。

5月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた4戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

10月9日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B6（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B9（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-8（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイロッポイに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2013年）

3月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた17戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、かほく桜まつり特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた18戦目は、昆虫館スプリングカーニバル特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったブルーリバティーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のペッシュボンボンをクビ差振り切って断然人気に応えた。

4月30日、連闘で迎えた20戦目は、九谷茶碗まつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた21戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、苔玉作り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタカラアリナに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

7月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた25戦目は、砂取節まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた26戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、八田町仁和の会還暦記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、白丸曳山祭り特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。