クラウンフレイム（2012年生、母ハイフレンドモア）

クラウンフレイム（2012年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋炎。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時9歳）と交配したハイフレンドモアが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。2018年のサラ系障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月27日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月17日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着を確保した。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

8月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた8戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4歳（2016年）

1月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月19日、中6週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

5月7日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンブルジョンに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2017年）

6月3日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

7月1日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/重）に出走。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた20戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマタックンをクビ差制して久方ぶりに白星を挙げた。

6歳（2018年）

1月13日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサトノセレリティに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月24日、中9週で迎えた22戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた23戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（2019年）

10月15日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は北沢伸也騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8歳（2020年）

3月20日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。最後はセガールフォンテンと並んで11着同着となった。