タハラマドンナ（1989年生、母ナイスバーラム）

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月6日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、フリークコスモスにアタマ差交わされて2着となった。

3月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

7月25日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチノシンクンに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月22日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月20日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

4歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

1月31日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（13戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったロングマサユメに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（14戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（15戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた20戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（16戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月23日、中1週で迎えた22戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に敗れた。

7月25日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（17戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

8月1日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（18戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（19戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（20戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハクアイジョオーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月17日、中5週で迎えた28戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（21戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスガノヒボタンに1馬身の差をつけて制した。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下の舞鶴特別（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（22戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったチアズアトムにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（23戦2勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（1994年）

3月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた32戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（24戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

7月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた34戦目は、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（25戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

8月7日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（26戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（27戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（28戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったスナークミラクルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（29戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手（30戦2勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。