アルコバレエノ（2011年生、母ジョウネツノハナ）

アルコバレエノ（2011年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイタクリーヴァ（当時14歳）と交配したジョウネツノハナが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大矢牧場。戦績は、地方43戦6勝2着2回。2014年の優駿スプリントトライアルで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

6月23日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は487kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカツゲキファルコンを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったジアトレーゼに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’13ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

3歳（2014年）

2月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポッドブルを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。

5月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横川怜央騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた14戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた16戦目は、カーネリアン特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、晩夏特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた18戦目は、初嵐特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のコスモアパッチを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、トパーズ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、杉並区特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（12戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた21戦目は、ウインターテール賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（13戦2勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

4歳（2015年）

1月21日、中3週で迎えた22戦目は、春駒賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（14戦2勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったチョコにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた23戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた24戦目は、白梅賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（16戦2勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた25戦目は、爽春賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（17戦2勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアサクラに1馬身の差をつけて4勝目を収める

6月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた27戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3三四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（18戦3勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた29戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（19戦3勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた30戦目は、新スタンド名称発表!斎藤工賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（20戦3勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた31戦目は、サマーメモリー賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（21戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた32戦目は、世田谷区特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（22戦3勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着を確保した。

12月31日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、カウントダウン2016賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

5歳（2016年）

1月13日、中1週で迎えた34戦目は、春駒賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（23戦3勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた35戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（24戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた37戦目は、爽春賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月7日、中2週で迎えた38戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月21日、中1週で迎えた39戦目は、デネボラ賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた40戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた41戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイスカチャンをクビ差振り切って優勝

7月1日、中2週で迎えた42戦目は、パール賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた43戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（25戦3勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイスカチャンを3/4馬身振り切って勝利をモノにする