ポッドマジカル（2013年生、母スロットル）

ポッドマジカル（2013年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時6歳）と交配したスロットルが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方36戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

八木正喜厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2015年）

10月23日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

12月15日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2016年）

1月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したズキュンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るイイデシロを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中4週で迎えた5戦目は、F.ボッサ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の望春賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月29日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の清川村特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、週刊競馬ブック賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

11月22日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月1日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた18戦目は、松島33周年平次郎さんこれからも頑張れ杯（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2六七（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた20戦目は、祝定年お疲れ様佐藤眞二記念G60（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた22戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月20日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、矢澤稔社長誕生日記念（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた26戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、2017夏川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は實川純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、駿彩売店プレミアムフライデーはカツ!賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

10月20日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた29戦目は、さくらの街幸手賞（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた30戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR船橋第1戦（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月21日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた32戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた34戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、サザンクロス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5歳（2018年）

1月5日、連闘で迎えた35戦目は、福禄寿賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた36戦目は、なんちゃってBAR庭カップ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。