エイリュウサンタ（2000年生、母オギサンフラワー）

エイリュウサンタ（2000年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時12歳）と交配したオギサンフラワーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方45戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のくじら座特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

10月28日、デビュー戦は宮下康一騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。馬体重は508kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシズナイエースから4馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中5週で迎えた2戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツアキタービンから6馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月23日、中6週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のチェスナットレディに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたハギサカスター決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオグリチーフをハナ差振り切って優勝

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた9戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカガヤクヒトミから1馬身半差の2着となった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユアアディクトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月11日、中1週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

10月21日、中0週で迎えた15戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のイチブコンゴウに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、くじら座特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェリハットに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月27日、中2週で迎えた17戦目は、晩秋賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンデーバニヤンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中3週で迎えた18戦目は、グッドラック賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月7日、中0週で迎えた19戦目は、初富士賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた20戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた21戦目は、観梅賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた22戦目は、春暖賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月3日、約7か月半の休養明けで迎えた23戦目は、東芝ライテック賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般B2四 B3三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月8日、中3週で迎えた25戦目は、冬日向賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

5歳（2005年）

1月7日、中3週で迎えた26戦目は、初春賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた27戦目は、睦月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦3勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた28戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、東風特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月9日、中4週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた29戦目は、弥生特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた30戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた31戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A4-5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた33戦目は、端午特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、紅バラ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた35戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月7日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた36戦目は、ねむの木特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた37戦目は、露草賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた38戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた39戦目は、やまゆり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた40戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた41戦目は、ベゴニア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた42戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた44戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた45戦目は、オープニング・カーニバル（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。