シュペールミミ（2020年生、母ウィアーワン）

シュペールミミ（2020年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したウィアーワンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。2022年の黒潮ジュニアチャンピオンシップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランデファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、西森功によって330万円で落札された。

田中譲二厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2022年）

8月21日、デビュー戦は山崎雅由騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は437kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインペトゥオーソに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のサギッタ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず3着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の潮菊特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の祝還暦市原益夫特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の土佐寒蘭特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の高知競馬女子りぃ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の無事バトンタッチ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ゴバンガイノマリーに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のスレプトンに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、黒船賞まであと8日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のノワールランスをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

4歳（2024年）

4月21日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。