第44回 金の鞍賞 (地方重賞)

レース展開

マリンジェミナイが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むダレカノカゼノアト

先手を奪ったのはマリンジェミナイ。リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にダレカノカゼノアトが続く。そのあと、ミズワリヲクダサイが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハチキンムスメ。その1馬身後ろ、シシガオウは中団前目。シュペールミミは中団馬群の真ん中を追走。ユメノホノオは中団後方の位置取り。その直後、エムティドンが8番手。エスケーアトラスは後方4番手で機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはリワードジョン。後方2番手の位置で末脚を温存するのはニシケンカーラ。少し離れた最後尾にパパノオウマサンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

金の鞍賞、ユメノホノオが他馬を子供扱いするかの様な余裕綽々の内容で断然人気に応える

先頭はユメノホノオでリードは1馬身。単独の2番手にミズワリヲクダサイが続く。そのすぐ後ろ、マリンジェミナイが3番手。1馬身離れて、エムティドンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を疾走する1番人気のユメノホノオ。そのままユメノホノオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に約12馬身の大差をつけてトップでゴールに入った。2着には、先行勢の後ろの位置からビュッとキレる脚で猛進したエムティドンが続き、2着とアタマ差の3着には、2番手の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったミズワリヲクダサイが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたダレカノカゼノアトが入線した。2番人気のハチキンムスメは中団後方にいたがいいところなく8着に敗れた。