バフィーロッキー（1987年生、母ロツキーマリー）

バフィーロッキー（1987年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホイストザキング（当時9歳）と交配したロツキーマリーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）久保田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害10戦2勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の障害5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月10日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3歳（1990年）

1月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた5戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、2着となった。

6月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（1991年）

1月7日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネアラシに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月31日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で出津孝一騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターボイジャーから3馬身差の2着となった。

5月11日、中2週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で出津孝一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャピタルレターに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で出津孝一騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で出津孝一騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月11日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田隆行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（1992年）

4月21日、約8か月の休み明けで迎えた22戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、十勝賞（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、摩周賞（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下信雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月13日、中8週で迎えた25戦目は、澤田秀実騎手を鞍上に迎えて、乗鞍特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた26戦目は、薄暮特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤田秀実騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤田秀実騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた28戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤田秀実騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、D.ロイド騎手を鞍上に迎えて、アミティーカップ（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた30戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は澤田秀実騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。