ショッキングブルー（2008年生、母サラトガピアノ）

ショッキングブルー（2008年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時5歳）と交配したサラトガピアノが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、地方38戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

出川克己厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2010年）

8月27日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したマルヒロブライティを差し切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

1月19日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のザッツグレートに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中9週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のワタリウェーブをクビ差振り切って2勝目をマークした。

6月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湘南平特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、Sunday Breeze賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（2012年）

1月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったパワーフォーワードにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月11日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、石巻市復興支援（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた14戦目は、陸前高田市復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた15戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、浅の川園遊会特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月15日、中1週で迎えた16戦目は、華麗なるガラスの一族特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のケイアイダイコクに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、青柏祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったイチエイオウジにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた18戦目は、金沢城リレーマラソン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた19戦目は、北陸・東海交流金沢カップ（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサラノロクサボードを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目をマークした。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、不動滝の滝開き特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた22戦目は、堀松綱引き祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた23戦目は、石崎奉燈祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、明千寺キリコ祭特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイチエイオウジに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた25戦目は、能登巌門賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、ツール・ド・のと400（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた27戦目は、唐戸山神事相撲特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、千枚田あぜの万燈特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジョウテンホープをアタマ差振り切って5勝目を手にした。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、日本伝統工芸展特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、JBC!来秋開催記念特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた31戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、山中節唄いやんこ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、夢幻能特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヒカルヨコハマに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた33戦目は、クリスマス列車特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、イチエイオウジにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2013年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、的打神事特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（14戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた35戦目は、酒樽がえし特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた36戦目は、峨山道巡行特別（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた37戦目は、住吉大祭特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた38戦目は、浅野川・鯉流し特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（18戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。