チェルキオ（2019年生、母グレーストスカーナ）

チェルキオ（2019年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「輪(伊)。イタリアの基礎自治体名。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のバンデ（当時9歳）と交配したグレーストスカーナが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川光男。主な勝ち鞍は2022年の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、棚川祐志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、アップライトによって176万円で落札された。

京都サラブレッドクラブにて総額300万円（0.6万×500口）で一口馬主が募集された。

鈴木慎太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月25日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3歳（2022年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

4月24日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月28日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルマグロを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた8戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の南風月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったフロックスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月6日、連闘で迎えた14戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた16戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、玄海町浜野浦の棚田結ぶ繋ぐあかり賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、C2-11組（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた19戦目は、みんなおいでよ佐賀競馬賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイニーマイスに8馬身の差をつけて優勝

4月8日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、里帰りJC ウェルカムカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、シーピーエフペットにクビ差交わされて2着となった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた33戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた35戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月26日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた36戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた38戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた39戦目は、B2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた40戦目は、浪江祐次のパラダイスナイト杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。