セラフィナイト（2004年生、母ハッピーパレット）

セラフィナイト（2004年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「斜緑泥石。天使の名前がついたヒーリングストーン」。毛色は栗毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したハッピーパレットが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方38戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のわし座特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

5月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

7月14日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったファッシオドンナから2馬身半差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月14日、中8週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2008年）

1月3日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2八九（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

2月7日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月5日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシードリームを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

7月10日、中4週で迎えた15戦目は、わし座特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のキリバスターをハナ差振り切って2勝目を収める

9月1日、中7週で迎えた16戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で町田直希騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2009年）

1月26日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のスズガモ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のプレイバックをハナ差振り切って3勝目を掴み取った。

3月11日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るバーナーズループを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って4勝目を手にした。

4月21日、中5週で迎えた21戦目は、おとめ座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた22戦目は、ドラゴンゲート賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた23戦目は、かんむり座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ファンキードラゴンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のスマイルタッチに1馬身1/4の差をつけて5勝目をマークした。

6歳（2010年）

1月3日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、七福神特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた26戦目は、デージー特別（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ホウライエイブルに交わされて2馬身半差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた30戦目は、澤田俊明叙勲受賞記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月23日、連闘で馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月21日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた33戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた34戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた35戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた36戦目は、小瀬賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた37戦目は、カーネーション特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた38戦目は、一般A4 B3（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた39戦目は、一般A4 B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた40戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた41戦目は、アカンサス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた42戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。