シルクエクシード（1997年生、母アグサン）

シルクエクシード（1997年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時9歳）と交配したアグサンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方23戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の瓢湖ハンデキャップ(一般B2 ハンデ)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額4,000万円（8万×500口）で一口馬主が募集された。

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

9月11日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

11月6日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

12月19日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2000年）

5月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

11月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月31日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカデルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメールアドレスからクビ差の2着に甘んじた。

4月14日、連闘で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケルに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、ハンデ戦のプラスミック特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンタベリーボーイから1馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシノノメをハナ差制して3勝目をマークした。

8月15日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセレステハピネスから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた18戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスターセレステに4馬身の差をつけて4勝目を収める

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトストラーダに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の瓢湖ハンデキャップ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーボーイに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5歳（2002年）

1月1日、連闘で迎えた23戦目は、ハンデ戦の新春スタージョッキー（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートキングから半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、井手勇次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた25戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月5日、中6週で迎えた26戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったガッドクリエイトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月21日、中6週で迎えた29戦目は、一般C1ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、むささび特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。