ドラゴングレイス（2011年生、母シーズグレイス）

ドラゴングレイス（2011年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時6歳）と交配したシーズグレイスが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の松戸政也騎手の応援記念2(一般C2-4)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月12日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2 17（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月21日、中6週で迎えた7戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2015年）

3月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた9戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-8（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイルビーホームに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったディアエアムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のティアラフォンテンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったバトルシュプリーズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、グリーンC開局20周年記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月20日、中1週で迎えた23戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5歳（2016年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた25戦目は、チャダの大穴チャレンジ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた26戦目は、ようこそ藤田菜七子騎手杯（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（14戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったサクヤヒメに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（15戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（16戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケンリュウセイに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で栗原大河騎手（17戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、熊本地震被災地復興祈念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた32戦目は、熊本地震被災地復興支援（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（18戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、コサインチャンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた35戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、西田弘生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた36戦目は、松戸政也騎手の応援記念2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のディルティーレに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（19戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（20戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（21戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。