ピュアローズ（1991年生、母クリツパーエース）

ピュアローズ（1991年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプラウドデボネア（当時9歳）と交配したクリツパーエースが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者はミウラファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方36戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年のアルタイル賞(B2二)。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月5日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

1月31日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカネツクロスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は亀山泰延騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

7月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンガリバーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフユノユウジに1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドホースをハナ差制して3勝目を手に入れた。

10月2日、中3週で迎えた9戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1995年）

1月2日、中8週で迎えた12戦目は、藤江昭徳騎手を鞍上に迎えて、若水特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトペースに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月9日、中4週で迎えた13戦目は、梅月特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江昭徳騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスボローからクビ差の2着に惜敗した。

3月6日、中3週で迎えた14戦目は、日暮里特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江昭徳騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた15戦目は、板橋区特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江昭徳騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったリファールチャンプから1馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江昭徳騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストンシンオーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江昭徳騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスボローからハナ差の2着に甘んじた。

5月21日、中2週で迎えた18戦目は、アルビレオ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江昭徳騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた19戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤江昭徳騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルカイザーに半馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

7月25日、中3週で迎えた21戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江昭徳騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、ジュピター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江昭徳騎手（9戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江昭徳騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた24戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江昭徳騎手（11戦3勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月24日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、立花伸騎手を鞍上に迎えて、コメット賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1996年）

3月12日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた27戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた28戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた29戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、小瀬特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた30戦目は、清流短距離特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、中1週で迎えた31戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインドチェリーから4馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は田辺弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた36戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1997年）

1月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は横山誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。