ハナショウブ（1996年生、母クインオブターフ）

経歴

デビュー前

2歳（1998年）

12月21日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバトルレグルスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

1月18日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアライドフォンテンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月26日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月27日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の野菊特別（大井ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコアレスポートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

12月11日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2000年）

1月10日、中3週で迎えた7戦目は、ハッピードラゴン賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のウイーンルションを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

3月21日、中9週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、爽春賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったマルヨシカングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中3週で迎えた10戦目は、カシオペア賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月18日、中0週で迎えた11戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般B2四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したキングを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中8週で迎えた14戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したリックファントムを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

9月24日、中3週で迎えた15戦目は、ゴールデンナイト賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイワクラスキに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

10月17日、中2週で迎えた16戦目は、オパール賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた17戦目は、トパーズ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（11戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミヤノシャダイを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月31日、中5週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の’00グローリーカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（12戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ハクシュカッサイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

2月28日、中7週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’01メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦の’01スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（13戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた21戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のケンタウルス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月5日、中6週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の’01ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月10日、中4週で迎えた23戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01プラネットカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6歳（2002年）

2月22日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた24戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02メトロポリタンカップ（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ユキノエイスに交わされて5馬身差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた25戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月11日、中4週で迎えた26戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の’02プラネットカップ（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’02スターライトカップ（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’02ブリリアントカップ（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた30戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のロマンチックナイト賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月5日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’02シーサイドカップ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフジシャイアンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。