アエノカルティエ（2011年生、母アエノラスカル）
Aeno Cartier
2011.02.28
アエノカルティエ（2011年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時9歳）と交配したアエノラスカルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、地方41戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。
経歴
デビュー前
森下淳平厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2014年）
1月20日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったグリシーヌに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
2月4日、中1週で迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のローレンハピネスをクビ差振り切って初白星を挙げた。
4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
6月4日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のデッドストックをクビ差振り切って制した。
7月10日、中4週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
11月24日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
12月26日、中4週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。
4歳（2015年）
1月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のランデックディオサを半馬身振り切って制した。
2月23日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦3勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったガスターにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
4月8日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1六 C2四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（5戦3勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。
7月30日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。
8月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
9月14日、中2週で迎えた14戦目は、アゼリア北区賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
10月13日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサキノダイアンをアタマ差振り切って4勝目を獲得した。
5歳（2016年）
2月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
3月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
4月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
5月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。
9月2日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。
9月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったハルカジェットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
10月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたパツキン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。
11月17日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた25戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四十五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6歳（2017年）
1月26日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2十三 C3一（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
3月10日、中2週で迎えた29戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
3月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。
8月14日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、的中祈願フォーチュンガール賞（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
8月29日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、一般C2六 C3一 C3二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
9月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。
10月4日、中2週で迎えた34戦目は、日本三景松島賞（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。
11月1日、中3週で迎えた35戦目は、見に来てパンダ!台東特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
11月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（10戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったセンノイギダーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
12月1日、中1週で迎えた37戦目は、大政奉還150周年記念賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（11戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
12月31日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。
7歳（2018年）
1月26日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（9戦3勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。
2月23日、中3週で迎えた40戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。