コスモブラボー（1996年生、母スウイフトベイビー）

コスモブラボー（1996年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルカング（当時8歳）と交配したスウイフトベイビーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は六角慶一。戦績は、地方25戦3勝2着1回。1999年のクラウンカップ(ハンデ地方重賞)で3着に入った他、1999年のしらさぎ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、六角慶一から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、中村畜産によって745.5万円で落札された。

河津政明厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

7月21日、デビュー戦は河津裕昭騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナンブミタケに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後はゼンノサイレンスと並んで3着同着となった。

10月9日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスプリキャイーンに2馬身の差をつけて2勝目を収める

11月11日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の青雲賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦2勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月29日、中6週で迎えた7戦目は、2歳G2の全日本三歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1999年）

3月10日、中9週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（8戦2勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で河津裕昭騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で河津裕昭騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンカバリエをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で河津裕昭騎手（11戦3勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で河津裕昭騎手（12戦3勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で河津裕昭騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2000年）

9月17日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた16戦目は、一般A4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般A4（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般A4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコクグロリーから1馬身差の2着となった。

5歳（2001年）

2月7日、中5週で迎えた21戦目は、須藤一弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の駿麗特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた22戦目は、弓立山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須藤一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月20日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須藤一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月19日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須藤一弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須藤一弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。