マサルイチバンボシ（2019年生、母トップスカーレット）

マサルイチバンボシ（2019年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より+夜空に輝く勝利の一番星」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したトップスカーレットが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、山藤賢によって1,155万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月24日、デビュー戦は小林脩斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月30日、中4週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

2022年5月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

10月24日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイトアーサーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クアトロソバージュに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月9日、中8週で迎えた7戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（姫路ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したフレーズバニーユを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったメイショウコウランに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマムティハットを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。