イイデウラー（1988年生、母バンダイベビー）
Iide Hurrah
1988.05.02
イイデウラー（1988年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のエビタカラ（当時12歳）と交配したバンダイベビーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は道見 勝行。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、地方40戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1990年）
10月13日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた2戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
11月10日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったハクサンタイフウに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
11月18日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーパースペシャルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
12月8日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本康二騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアラビアンアローを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。
3歳（1991年）
1月7日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で山本康二騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
1月26日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（小倉芝1200m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で山本康二騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
2月3日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で山本康二騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で山本康二騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で山本康二騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で山本康二騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
5月13日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月8日、中7週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヨスーパーから6馬身差の2着となった。
4歳（1992年）
1月8日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラダイオーから半馬身差の2着に敗北した。
1月24日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイストリートに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。
3月11日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松原義夫騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月9日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松原義夫騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月13日、中6週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトグランドから4馬身差の2着となった。
7月26日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフクミツムテキに1馬身の差をつけて制した。
8月12日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（13戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月26日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月30日、中4週で迎えた31戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1993年）
4月27日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月18日、中2週で迎えた33戦目は、中島広美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったソヴリンダイオーから5馬身差の2着に敗北した。
5月31日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島広美騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイサギトウザイに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
6月13日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトプリンスから7馬身差の2着となった。
7月4日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月11日、中2週で迎えた38戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月10日、中1週で迎えた40戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた41戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月21日、中2週で迎えた42戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島広美騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月18日、中3週で迎えた43戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島広美騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月14日、中3週で迎えた44戦目は、戸高淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月29日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸高淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（1994年）
2月1日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた46戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイレブンホマレから1馬身半差の2着に敗北した。
2月26日、中3週で迎えた47戦目は、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーサイドから3/4馬身差の2着に敗北した。
3月7日、連闘で迎えた48戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウズマサクイーンに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。
5月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた49戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月7日、連闘で迎えた50戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた51戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月24日、中3週で迎えた52戦目は、ガーベラ特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹崎大祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。