ナイキユアハート（1997年生、母フラワーランゲージ）

ナイキユアハート（1997年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーリユート（当時19歳）と交配したフラワーランゲージが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月2日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月26日、中0週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッキューサンから5馬身差の2着に敗北した。

9月2日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリフィンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中8週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリンデンタイキを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメルシーオペラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月16日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉原正和騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラスローマンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月6日、中2週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月4日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月9日、中7週で迎えた21戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。