アサカオネスト（1991年生、母アサカディスコ）

Asaka Honest

1991.04.05

アサカオネスト（1991年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアサカシルバー（当時12歳）と交配したアサカディスコが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月5日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったフジノコバンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

5月21日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマルフクダイゼンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったヤマノプログレスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピードドルフィンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。