ワンポイント（2016年生、母ノースフラッシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、北俣牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ライフフィールズによって280.8万円で落札された。2歳のとき、沖田哲夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2019年）

5月29日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、チロロの巨石賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードルーツに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るパーフェクトウェイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴォルターウルフを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月16日、中2週で迎えた4戦目は、ケイトウ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスマスカクタスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、桑田牧場50thおめでとう特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたガンロック決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、ミズヒキ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウワサノコウタロウに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドラファーガに5馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、赤黒の勇者特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったアイアムレジェンドに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、とねっこの湯20周年記念特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアマキニスタに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（7戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセオリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2020年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、東船橋のこだわりの店酒楽家あま野賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェイクファーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月10日、中4週で迎えた12戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、久留里特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のコールアングレに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で臼井健太郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で臼井健太郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた15戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアマリリス賞（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュベルハフィートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月9日、中4週で迎えた16戦目は、馬産地日高賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベンガラグンジョウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。