パーフェクトウェイ（2015年生、母パーフェクトダンス）

パーフェクトウェイ（2015年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「完璧な（母名の一部）＋方法」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時7歳）と交配したパーフェクトダンスが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、TONEアソシエーツによって1,404万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は508kg。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に敗れた。

4歳（2019年）

6月12日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、ワンポイントに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のユリアに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた4戦目は、Aiba静内夏まつり賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメガプテラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、フォトレッスン開催記念賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチェインギャングに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

11月30日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

5歳（2020年）

1月18日、中4週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 小雪/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

4月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた11戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

7月18日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた13戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノーブルサイレンスに約11馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピエナラプソディに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったジンバイッタイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、おニュイ祝誕生日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、抹茶あずき特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したキングキングキングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で多田羅誠也騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るファーベライトを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

12月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-5（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（2021年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったエンパイアステートをハナ差捉え切れず2着となった。

1月24日、連闘で迎えた24戦目は、大寒特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた25戦目は、笠原大吾誕生祝い特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村卓弥騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた28戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。