ウォータータイガー（1989年生、母スピードセイコ）

ウォータータイガー（1989年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフェートメーカー（当時17歳）と交配したスピードセイコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方20戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

8月31日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田所秀孝騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（1992年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から27kg増やして迎えた9戦目は、野口丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルキタハイネスに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野口丈二騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルキタハイネスに2馬身の差をつけて2勝目を収める

4月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野口丈二騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエスハッピーから4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた12戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノハリマから1馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中3週で迎えた13戦目は、川上明人騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は野口丈二騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口丈二騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川上明人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川上明人騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川上明人騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハグロナックルに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川上明人騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川上明人騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で川上明人騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川上明人騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナミックスターから3/4馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で川上明人騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた27戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、約7か月の休み明けで迎えた28戦目は、江見和浩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。