テイクオン（1985年生、母ブルーソロナ）

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

12月5日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3歳（1988年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したサンデーマンデーにハナ差届かず2着となった。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったライズキッドにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラチャーミングに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中4週で迎えた6戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原哲騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のガンマーフォンテンに2馬身の差をつけて優勝

6月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳900万下のローズマリーステークス（福島芝1200m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で大江原哲騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下のふみづき特別（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大江原哲騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の苗場特別（新潟ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大江原哲騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカリスタアローを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の津久井湖特別（東京ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したオンステージにアタマ差届かず2着となった。

4歳（1989年）

4月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

6月3日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、上田悟騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

10月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。