マラゲーニャ（2008年生、母マラガ）

マラゲーニャ（2008年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フラメンコ舞曲の一種（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンセラフィム（当時9歳）と交配したマラガが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C15。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

3月27日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

6月4日、中9週で迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月25日、中2週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

9月4日、中9週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

10月21日、中6週で迎えた5戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2012年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、市川豊馬術審判員デビュー記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた10戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C31（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイントゥヘヴンを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C27（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた12戦目は、「海苔の日」記念（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、康之・真由新婚生活ゲートイン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、さらば!尾崎和男記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズカブルボンに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月25日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、コトブキファミリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ケイウンアイドルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた26戦目は、市川豊馬場馬術二級審判員記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月5日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた28戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた31戦目は、祝愛知県馬主協会50周年記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。