スズカブルボン（2008年生、母ブリイジースズカ）

スズカブルボン（2008年5月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時7歳）と交配したブリイジースズカが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、地方31戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の長嶺英和&渡部尋子ご結婚記念(一般C13)。

経歴

デビュー前

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

4歳（2012年）

8月6日、デビュー戦は丹羽克輝騎手を鞍上に据えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミスターキセキを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、渚選抜（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったマラゲーニャに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエフテーユキを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

9月24日、連闘で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイファークルメンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月3日、連闘で迎えた6戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、長嶺英和&渡部尋子ご結婚記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアポロセラヴィに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（6戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（7戦3勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生来の闘志でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、やまだともひろバースデー記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、さなの夢馬券記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、メイショウスリラーに3/4馬身交わされて2着となった。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（15戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、健樹&恵梨奈結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丹羽克輝騎手（16戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた19戦目は、あき&のぞみ結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丹羽克輝騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で丹羽克輝騎手（18戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で丹羽克輝騎手（19戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で丹羽克輝騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で丹羽克輝騎手（21戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で丹羽克輝騎手（22戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったジプシーキングに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で丹羽克輝騎手（23戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で丹羽克輝騎手（24戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で丹羽克輝騎手（25戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で丹羽克輝騎手（26戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で丹羽克輝騎手（27戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は25戦連続で丹羽克輝騎手（28戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、キミノヒナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は26戦連続で丹羽克輝騎手（29戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。