ロケットクィーン（1998年生、母キョウリツホーク）

ロケットクィーン（1998年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時11歳）と交配したキョウリツホークが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C6ハ。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月1日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて18着に終わった。

4歳（2002年）

4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングティアラから半馬身差の2着となった。

6月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンビコーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定戦の区界特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐恭平騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定戦の錦秋湖特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐恭平騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月1日、中7週で馬体重を前走から29kg戻して迎えた11戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐恭平騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノロージーから1馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐恭平騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2003年）

5月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた13戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐恭平騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐恭平騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐恭平騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンハッタンキッズから半馬身差の2着となった。

7月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐恭平騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、かな誕生日おめでとう記念（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐恭平騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で五十嵐恭平騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、全国競馬場巡り第11章田嶋誠記念（上山ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で五十嵐恭平騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、祝!!勝俣靖彦赤いちゃんちゃんこ記念（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で五十嵐恭平騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。