フロリダパンサー（2011年生、母ピューマカフェ）

フロリダパンサー（2011年5月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「ピューマの一種。フロリダ州に生息する絶滅危惧種の一つ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したピューマカフェが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地35戦3勝2着6回、地方7戦4勝2着2回。2018年、2018年と東海クラウン(一般A1 B以上)を2勝した他、2018年の東海クラウン(一般A1 B以上)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月12日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月21日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったコルサーレにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のドラゴンストリートをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の早苗賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上はC.ウィリアムズ騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

8月17日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったモンドシャルナにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の若戸大橋特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったキングストーンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり18着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着を確保した。

11月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エーシンハクリューに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

4歳（2015年）

1月10日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

3月21日、中9週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の熊野特別（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の香住特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高倉稜騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高倉稜騎手（11戦0勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

5歳（2016年）

1月30日、中9週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で高倉稜騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、メイショウヤマホコに交わされて2馬身差の2着となった。

2月27日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で高倉稜騎手（13戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の熊野特別（中京芝2200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で高倉稜騎手（14戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、リノリオに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月16日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターンシップに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（15戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の宮崎特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月18日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の尾張特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

6歳（2017年）

1月17日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリッチーリッチーをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月26日、中5週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下の関門橋ステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（17戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月16日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の難波ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（18戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

7月15日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、3歳以上1600万下のマレーシアカップ（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の修学院ステークス（京都芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の摩耶ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

7歳（2018年）

2月27日、中8週で迎えた36戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセルリアンコスモに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、中2週で迎えた37戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったハタノリヴィールに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた38戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた39戦目は、板取川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハードルソングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

6月21日、中5週で迎えた40戦目は、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したメモリートニックを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のカティサンダに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月5日、中9週で迎えた42戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のストーミーワンダーに2馬身半の差をつけて制した。

11月9日、中4週で迎えた43戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヴェリイブライトに3馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

12月31日、中6週で迎えた44戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったダイヤモンドダンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8歳（2019年）

2月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。