スーパーウーマン（2005年生、母アロングフローラ）

スーパーウーマン（2005年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「超＋女性」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したアロングフローラが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は帰山清貴。戦績は、中央平地28戦3勝。主な勝ち鞍は2009年の佐渡金銀山特別(500万下)。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月29日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3歳（2008年）

2月24日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

3月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のゲイルカフェに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月10日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（4戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のセイウンバリューを3/4馬身振り切って雨下の混戦を制した。

6月14日、中4週で迎えた7戦目は、3歳1000万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（5戦2勝）。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

10月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の外房特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（2009年）

6月7日、約7か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下のホンコンジョッキークラブトロフィー（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（7戦2勝）。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に沈んだ。

8月16日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下の佐渡金銀山特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のクレスコワンダーをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の朝日岳特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

9月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の上総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

12月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の香取特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

5歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月29日、約7か月半の休養明けで迎えた19戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の月岡温泉特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

9月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の上総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

12月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた21戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

6歳（2011年）

1月9日、中2週で迎えた22戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた23戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月10日、中8週で迎えた24戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月27日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の三面川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた26戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の外房特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた27戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下のかがやき賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた28戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。