リュウノマリーン（2004年生、母イナリチェリー）

リュウノマリーン（2004年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時16歳）と交配したイナリチェリーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

8月8日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグリーンセイコーを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2007年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月28日、中6週で迎えた8戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のリヴェール（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から29kg増やして迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、あいべつきのこの里フェスティバル特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-2（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、一般C4-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、道の駅230ルスツ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウイングフラワーにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、水と緑と大地特別（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。